サモンナイト ツインエイジ 攻略ガイドwiki [サモンナイト ツインエイジ 〜精霊たちの共鳴〜 攻略サイト] 攻略 wiki

- 夜会話-リーハ・アルド -


トップページ > 夜会話-リーハ・アルド

夜会話 リーハ・アルド




第0話

リーハ:(あんなすごいものが島に
      現れるなんて、何があったのかな
      すごく気になるな……)
     (なんだか、怖いって気持ちすら
      湧いてこないくらい、何も
      わかんない……)
     はぁ……
【アルドがやってくる】
アルド:リーハ、起きてたんだ?
リーハ:うん、ちょっと、考えちゃって
アルド:気持ちはわかるけど、寝なきゃ
     ダメだよ
     もし、今日みたいなことが里でも
     起こっているなら、向こうでも
     大変かもしれないよ
リーハ:そうね……今のうちに寝て
     おかなきゃね
アルド:明日は早起きして、旅支度しよう
     できればバンナのケーキ、焼いて
     くれると嬉しいな
リーハ:うん、任せて!
     お弁当の代わりにいっぱい
     焼いちゃう
アルド:じゃ、おやすみ。リーハ
リーハ:おやすみなさい、アルド



バンナのケーキ、忘れないでね



第2話

リーハ:(久しぶりにマアバドゥに戻って
      きたのに、こんなことに)
     (これから、どうなるのかな。
      私、どうしたらいいのかな……)
     あ……いい風
【アルドが来る】
アルド:リーハ?
リーハ:アルドも風に当たりに?
アルド:うん。今の風は乱れた精霊の力を
     運んできて、時々苦しいけど……
     それでも、やっぱり風の音を
     聞きたくなるんだ
リーハ:アルドらしいわね
アルド:リーハは……ちゃんと元気?
リーハ:どういうこと?
アルド:リーハは時々、自分が辛いの
     我慢して、笑おうとするからさ
リーハ:そんなこと
アルド:あるって
リーハ:そうかな?
アルド:これでも弟だからさ、無理に
     笑ってるのを見ると、すごく
     落ち込むよ
     だって、今、無理してるだろ?
     なのに僕に気を遣って笑おうと
     されると、辛いなぁ
リーハ:アルド……
アルド:ごめん。インジールさんのことも
     アインのこともあるのに
     そんなこと言うの、筋違いだけどさ
リーハ:私こそ、気を遣わせちゃったわね
     ごめんね、アルド
アルド:ほら、もう寝た方がいいよ。
     2人のことは、きっとうまくいくよ
     そう信じよう?
リーハ:そうね、アルド
     おやすみなさい……ありがとう



あんまり無理しないでね



第4話

リーハ:(御座所に来るなんて、今まで
      想像もしなかったわ……)
     (それにしても、あんな清らかな
      場所までむちゃくちゃに……)
     (ちゃんとやっていけるのかな)
【アルドが来る】
アルド:リーハ、何してるの?
リーハ:んー、ちょっとこれからのことを
     考えちゃって
     考えても無駄なのはわかってるけど
     どうしても頭から離れなくて
アルド:そう言えば昔、リーハに
     眠れるおまじないしてもらった
     ことがあった気が……
リーハ:えっ、どんなのだった?
アルド:えーと、確か頭なでながら歌を
     歌ってくれたような……
リーハ:えええええっ!?
アルド:うーん、どんな歌だったかな
リーハ:わっわっ、だ、だだ大丈夫だから!
     いきなり眠たくなってきちゃった!
アルド:そう? じゃ、みんなのところに
     戻ろうか
リーハ:そうね。そうしましょ!



おまじないが必要なときは、いつでも言ってね



第6話

リーハ:(アルドと……とうとう
      あの時のこと、まともに話した
     (ちゃんと話し合って
      こなかったこと、怒ってるかな)
     (もしかしたら、もう姉弟なんか
      じゃないって縁を切られたりして)
     ううっ、そんなこと考えたくない
     どうしよう……
【アルド、背後から登場】
アルド:どうしたの、リーハ
リーハ:ひゃっ!!
アルド:あ、わかった。お腹が空いて
     庭にあるバンナの実を食べに
     来たんだ?
リーハ:もう、違うわよ
アルド:じゃ、何?
リーハ:え……その
     アルド、怒ってない?
アルド:何を?
リーハ:私のせいで、この世界に召喚
     されたこと
アルド:何で?
リーハ:アルドがあんまり憶えて
     ないのをいいことに、話すのを
     避けてきたこと……
アルド:別に怒ることじゃないよ
     だってさ、それからずっと幸せに
     過ごしてこられたからさ
     僕はリーハと一緒にいられて
     すごく嬉しかったし、これからも
     一緒にいたいよ
リーハ:アルド……
アルド:実は、内緒でバンナの実を取って
     きたんだ。一緒に食べよう
リーハ:うん、ありがとう
     (よかった……私たち、これからも
      すっと仲良くしていけるわよね)



これからも、ずっと一緒だよ



第8話

リーハ:(あの施設……マアバドゥとは
      全然違っていたわ……)
     (壊れていても、大きかったわ
      何だか……嫌な感じだった)
【アルド現る】
アルド:リーハ、怖い顔してるけど
     何かあった?
リーハ:あ、アルド
     そんなに私、怖い顔してた?
アルド:怖いというか、沈んだ顔だった
リーハ:んー、そんなつもりじゃ
     なかったんだけど
     あのね、召喚使の施設を思い出して
     何となくイヤな気持ちになったの
アルド:リーハ……
リーハ:お父さんが召喚使だったから
     お父さんの死んだことと、心の中で
     結びついちゃってるのかな
     あははは、子供みたいよね
     もっとしっかりしなきゃ
     みんなに心配かけちゃうわ
アルド:僕じゃ頼りにならないかも知れない
     けど、ちょっと耳を貸して
リーハ:えっ?
アルド:風の音を聴かせてあげる
     きっと心が落ち着くよ
【アルドが笛を演奏する】
リーハ:あ……
アルド:風の音を聞くと、頭から悲しい
     こととか、辛いことが消えていくよ
     少しでも、楽になってくれると
     いいな
リーハ:ありがとう、アルド
     もうちょっとだけ、風の音を
     聴かせてね
アルド:うん



風の音を聴いて、少しでも楽になってね



第10話

リーハ:(召喚使って……人間って……
      みんなんこと、違うって思ってるの
      かなぁ……)
     (召喚獣だって、カウスクザフだって
      みんな、分かり合える存在なのに
      どうして、あんな見方するのかな)
     はぁ……
【アルドが来る】
アルド:リーハ、大丈夫?
リーハ:アルド……
アルド:何だか、すごく落ち込んでる
     みたいに見えた
リーハ:アルドは……何でも
     わかっちゃうんだから
アルド:あははは、どうせわかっちゃうん
     だから、さっさと言っちゃう方が
     いいよ
リーハ:そう……でも、そうね
     ちょっと愚痴っちゃってもいい?
アルド:もちろん。何となく想像はつく
     けどね
リーハ:ん……ライラが言ってた言葉が
     どうしても気になっちゃって
     召喚獣だから、カウスクザフだから
     違うって、私、全然わかんない
     だって、何も違わないじゃない
     みんなちゃんと、心通じ合えるわ
     あんな風に言われるのが普通だって
     いう場所が、人間の世界……
     そんな風に思ったら、人間の私が
     イヤになっちゃって……
アルド:そんなことを考える必要はないよ
     リーハは僕たちの思いを
     考えて、悲しい思いをしてるだけ
     僕もリーハもことを悪くなんて
     思ったりしないよ
     みんな、ちゃんとわかってるから
リーハ:アルド……
アルド:そろそろ寝よう
     あんまり悩んでてもしょうがないよ
     僕はリーハに笑っていて
     ほしいからね
     悩んで眠れなくなったりしたら
     心配だよ
リーハ:ありがとう、アルド
     そろそろ戻りましょう
アルド:うん



あまり悩んじゃダメだよ



第12話



トップページ > 夜会話-リーハ・アルド